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2023/09/23 21:24

結婚式の準備は多岐にわたりますが、ゲストへの感謝の気持ちを伝える大切な要素の1つが引き出物です。

何を送れば喜ばれるのか、どのようなマナーがあるのか、悩む方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、引き出物の基本的な知識と選び方のポイントをご紹介します。


引き出物とは?

引き出物とは、結婚披露宴に列席してくださったゲストへ、感謝の気持ちを込めて贈る記念品のことです。
かつては披露宴で振る舞いきれなかった料理を客人が持ち帰るための「お土産」を指しましたが、
時代とともにその内容は変化し、現在では記念品と縁起物の品を組み合わせた贈り物が一般的です。

引き出物の基本的な構成

最近の引き出物は、一般的に以下の3品で構成されることが多いです。

1.メインの品:ゲストに持ち帰っていただく品物のメインとなるものです。
カタログギフトや食器、雑貨などが人気です。ゲストの層や趣味に合わせて選びましょう。

2.引き菓子:披露宴のお開きの後、自宅に持ち帰って楽しんでもらうためのお菓子です。
日持ちがして個包装されているものが喜ばれます。
バームクーヘンやフィナンシェなど、縁起の良い意味を持つお菓子もよく選ばれます。

3.縁起物:
かつお節や昆布、お茶漬けなど、縁起が良いとされる食品が選ばれることが多いです。
「勝男武士(かつおぶし)」や「喜ぶ(こんぶ)」など、語呂合わせで縁起を担ぐ意味合いがあります。

地域によっては、これに加えて「しきたり品」と呼ばれる品物を加える場合もあります。

引き出物の選び方のポイント

1.ゲストの顔ぶれを考慮する:引き出物は、ゲストへのおもてなしの気持ちを示すものです。
贈る相手の年齢層、性別、既婚・未婚、趣味などを考慮して選ぶことが大切です。
例えば、20代の独身女性にはおしゃれなコスメグッズ、ご夫婦にはペアの食器、
親族には上質なタオルセットなど、それぞれに合わせた品を選ぶと喜ばれます。

2.予算を決める:引き出物の予算は、一人当たりの飲食代の約1/3程度が目安とされています。
ご祝儀の金額はゲストによって異なりますが、一律の金額設定ではなく、
ゲストとの関係性によって品物を贈り分ける「贈り分け」も一般的になっています。

3.持ち帰りやすさも重要:持ち運びが大変な重いものやかさばるものは、ゲストにとって負担になる可能性があります。
特に遠方から来るゲストや二次会に参加するゲストがいる場合は、コンパクトで持ち帰りやすいものを選ぶか、
配送サービスを利用することも検討しましょう。最近では、後日自宅に郵送するサービスも増えています。

4.縁起を意識する:結婚式というおめでたい席にふさわしく、
「縁が切れる」ことを連想させるような品物(刃物など)は避けるのが一般的です。
また、偶数は割り切れるため「別れる」ことを意味するとされ、奇数の品数で贈られることが多かったのですが、
最近ではペアの品などを贈る場合は偶数でも問題ないとされることも増えています。
ただし、地域や家によって考え方が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

5.統一感を出す:披露宴のテーマや二人の個性に合わせて、引き出物も選ぶとより印象的になります。
例えば、ナチュラルテイストの結婚式なら、オーガニック素材のタオルやアロマグッズなど、統一感のある品物を選ぶのも素敵です。

まとめ

引き出物は、日頃お世話になっているゲストへ感謝の気持ちを伝える大切な機会です。
この記事でご紹介した基本的な知識とポイントを参考に、ぜひゲストの笑顔を想像しながら、心を込めて引き出物を選んでみてください。